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2009年11月18日
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お正月料理ではないですが、年末年始に欠かせない行事食である年越しそば。
土鍋でそばを茹でて家族で囲んで食べるところや、海老の天ぷらなどを豪華に盛り付けたそばを食べるところ、地域や家庭によって年越しそばのスタイルはさまざまです。

またお正月を控えた忙しい時期に手軽に年越しそばを食べられるように、スーパーでは1食分ずつカップに入って半調理済み状態で売られ、大変便利になっています。

年越しそばは「そばのように細く長く」と長寿と健康への願いがこめられています。
お正月料理のように目出度い食材を使うとか、決まったレシピや食べ方があるというわけではありません。

ただ、元旦になってしまうと縁起が悪いと言われているので、大晦日のうちに食べるようにしましょう。

ここで、一風変わった、薬味をかき揚げにした「薬味天ぷらそば」のレシピを紹介します。

材料(4人分):長ねぎ…1本、三つ葉…1/2束、青じそ…6枚、しょうが…1片、ホタテ水煮…1缶、小麦粉…80g、冷水…100ml、塩…小さじ1/4、そば…4玉、めんつゆ…1200ml


作り方
1.長ねぎは斜め薄切り、三つ葉はざく切り、青じそとしょうがは千切り、ホタテ水煮缶は汁気を切り、混ぜ合わせます。
2.小麦粉、冷水、塩を混ぜたものと「1.」を絡ませ、170℃の油でかき揚げにします。
3.めんつゆは、濃縮タイプならかけつゆ用に1200mlになるように希釈し、鍋でひと煮たちさせます。
4.そばをたっぷりの熱湯でゆで、ザルにあげて水気をきります。
5.器に「4.」を盛り、「3.」を注いで「2.」を乗せます。

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お正月をイメージするもののひとつとして鏡餅がありますね。
鏡餅は、年神様へのお供えとして大小の丸いお餅を床の間などに飾るもので、昔の鏡は丸い形をしていて魂を象徴する神器だったことから「鏡餅」という名前がついたと言われます。
大小のお餅を重ねることには、太陽と月、陰と陽、男と女、の意味があるとも言われています。

1月11日の鏡開きには、お供えしていた鏡餅を下げて、割って食べます。
お正月料理として鏡餅はなかなかイメージしにくいものですが、縁起物をいただくという意味でお正月料理のひとつと言えるかもしれません。
しばらくお供えしていた鏡餅は、乾燥したりカビが出ていたりとそのままで食べることはできません。
おいしく鏡餅をいただく方法として、水餅にして保存しておくのはいかがでしょう。
包丁で鏡餅のカビを丁寧に削り取り、適当な大きさに割って水につけ、毎日水を取り替えることで水餅はできます。
この水餅を使ったレシピをいくつか紹介します。

●ごま餅
材料:水餅…300g、ごまだれ(黒ごま…大さじ4、砂糖…大さじ3、しょうゆ…大さじ1)
作り方
1.黒ごまをフライパンで香ばしく乾煎りした後、すり鉢で油が出るまで十分にすり、砂糖としょうゆを混ぜ合わせます。
2.水餅は耐熱の皿などに並べ、ラップをかけずに電子レンジで3分程加熱して柔らかくします。
このとき、目を離すとあっという間にふくらんでしまうので気を付けてください。
3.やわらかくなった餅に「1.」のごまだれをたっぷりとからめます。

●おろし餅
材料:水餅…300g、大根おろし…1カップ、しょうゆ…少々、お好みで柚子の皮のすりおろし…少々
作り方
1.水餅は上記のごま餅と同じ要領で電子レンジを使って柔らかくします。
2.大根おろしとしょうゆ、お好みで柚子の皮を混ぜたものを、「1.」の餅にたっぷりとからめます。

●磯餅
材料:水餅…300g、焼き海苔…4枚、だし汁…3カップ、しょうゆ…大さじ2、みりん…大さじ3
作り方
1.焼き海苔は遠火でさっとあぶってからビニール袋に入れてもみ海苔にします。
2.水餅は、上記のごま餅と同様に柔らかくします。
3.器に「2.」の餅を入れて「1.」のもみ海苔をふりかけます。
そこにだし汁としょうゆ、みりんを煮立てたものを注ぎます。

これらのレシピの他に、鏡餅を割ったあと干して乾燥させたものを油で揚げるというメニューもあります。
この揚げ餅にしょうゆをからめていただくと、歯ごたえのあるあられのようなおいしさがあります。


きんかんを食べたことがありますか?
冬になるとたわわに実をつけるきんかんは、見ていてもかわいらしく、また風邪にも効くという話は有名です。

きんかんを食べるときは皮ごと食べるのが一般的ですが、ある時皮をむいて食べようとしている人を見たことがあります。

おそらく「小さくてもこれはみかんだ」という感覚で、つい皮をむいてしまったのでしょう。

最近のきんかんは生で食べてもおいしいものが多く、皮にも甘みがあります。
しかし保存性や食べやすさも考えて、きんかんに関するレシピには甘く砂糖で煮たものが多くあります。

保存性もあって色合いも目出度い感じのするきんかんの甘露煮を、お正月料理のひとつとして用意してみてはいかがでしょう。

のどによいと言われるきんかんを添えて家族のからだを気遣う、お正月料理にそんな意味合いを含めるのも素敵です。

きんかんの甘露煮のレシピは以下の通りです。
材料:きんかん…200g、酒…1/2カップ、砂糖…1カップ
作り方
1.きんかんに包丁で縦に4~5本の切れ目を入れ、たっぷりの水に入れて火にかけます。
煮立ったら弱火にして15分ほど、やわらかくなるまでゆでます。
2.煮えたきんかんを水にとり、水を細く流しながら30分ほどさらします。
このとき、きんかんの切り目を開き、竹串などで中の種を取り出すと、食べたときに舌に残りません。
3.鍋にきんかん、酒、砂糖を入れて煮立て、鍋を時々ゆすりながら、中火でツヤがでるように煮ます。

今年一年の家族の健康を願って、心をこめて用意したお正月料理も、食べきれずに残ってしまうことがあります。

せっかく気持ちをこめて作ったのですから、捨ててしまうのはもったいないことです。
余ってしまったお正月料理はいろいろなアレンジを加え、最後までおいしくいただくようにしたいですね。

ここでは、残ってしまったお正月料理のアレンジ法として、いくつかのレシピを紹介したいと思います。
意外なおいしさを発見できるかもしれませんよ。

●天ぷらに・・・
お煮しめの残りは一口大に揃えて串にさし、衣をつけて天ぷらにしましょう。
花豆や大福豆を使った煮豆には、抹茶を加えた衣で揚げると、和風のおやつのようになります。

●チャーハンに・・・
焼き物や酢の物の残りは、それぞれ1cm角くらいに切り、たくあんやしば漬けなどのお漬物があればそれも小さく刻みます。

刻んだ材料をフライパンで炒め、そこに溶き卵とご飯を混ぜたものを流し込んで一緒に炒めます。

ねぎを加えても香りがいいです。

味は塩、こしょう、しょうゆで整えてください。

おせちの残りをチャーハンに使う場合、肉の焼き物、えび、いか、しいたけ、菊花かぶの酢の物などが1切れくらいずつだと味のバランスがよいと思います。


●餅ピザに・・・
お正月用にとまとめて買っておいた餅があれば、おせちの残りと合わせてこんなレシピはいかがでしょう。

えび、いかなどの焼き物の残りは薄く切り、フライパンで炒めて塩コショウしておきます。

別のフライパンに油を熱し、切り餅を並べて、ふたをして焦がさないように焼きます。
餅がふくらみ始めたら、餅全体がつながるようにフライ返しなどで押さえながら焼き、つながったら裏返します。

そこへピザソースをぬり、炒めた焼き物の残りを乗せ、とろけるチーズを散らしたら再びふたをして5分ほど焼きます。
餅ピザにはえび、いかの魚介類の他、酢の物など酸味のきいたものや、たけのこの煮物なども合います。


古くから、松飾りをはずす1月7日には七草粥を食べる習慣があります。
もともと、七草粥は中国の湖南地方の習慣で、官吏の位があがるこの日に名を成すようにと青菜を加えたスープを飲んでいたのが日本に伝わり、七草粥を食べて家族の健康を祈るようになった、と言われています。

豪華なお正月料理をたくさん食べた胃腸をしばしお休みさせ、新鮮な春の七草を食べることでビタミンを補って無病息災を願うという意味もあります。

七草が手に入らない場合は、あり合わせの青菜で代用してもよいですし、最近では七草とレシピがセットになってスーパーなどで売られていますからそれを利用してもよいでしょう。

お正月料理の後の定番料理として、ここで七草粥のレシピを紹介します。

材料:米…1カップ、水…1400ml、七草…70g、塩…小さじ1/3
作り方
1.米はよくといで、ザルにあげて水気を切ってから鍋に移し、水を加えてふたをして強火にかけます。
2.沸騰したらふたを少しずらして弱火で40分炊きます。
3.七草は塩茹でし、ザルにあげて水気をきってからみじん切りにします。
4.「2.」に「3.」を混ぜ合わせ、塩で味をととのえます。

ところで皆さん、春の七草を全部言うことができますか?
せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな(かぶ)、すずしろ(大根)の七種です。
これらが入手できなければ、ほうれん草や小松菜などを入れてもよいでしょう。

七草粥ほど知られていませんが、1月15日には小豆粥を食べる習慣もあるそうです。
1年の最初の満月の日に小豆を食べることで、五穀豊穣を祈るのだそうです。


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